『推しが武道館いってくれたら死ぬ』アイドルがアイカツ!ならオタクはドルカツ!

百合漫画

まんがの作り方でお馴染み平尾アウリ先生の作品
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』
えりぴよの熱いドルヲタ活動ドルカツ!始まります!!フフッヒ

2巻の感想はこちら。

3巻の感想はこちら。

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本作はある地下アイドルグループ人気最下位メンバー「舞菜」を応援する「えりぴよ」の
全身全霊を掛けた楽しいドルヲタ活動が楽しめます。
アイドルオタクが主人公というのも、なかなか珍しいですよね。
えりぴよは推しアイドルから素っ気ない塩対応をされますが
それでも舞菜が大好きで一生懸命応援しています。
えりぴよの想いは舞菜に届くのか!?

微妙にすれ違ってるえりぴよと舞菜

グループ人気最下位の舞菜は
他のメンバーがメインカラーの花や果物を持つところ
1人だけ鮭と鮭の切り身という斬新なアイテムを事務所から持たされるアイドル。
数少ない握手券もえりぴよが買い占めるので推しもなかなか増えないという。

そんな舞菜から塩対応されると思っているえりぴよ
近距離でも目が合わない近距離のステージでも視線すら合わないえりぴよ。
アイドルが何を思っているのかが、わからなければ塩対応としか思えない。

他のオタの話が入ってこないでも実際には舞菜もえりぴよを意識していて
握手会で舞菜はえりぴよに見られてるだけで
他のオタの話が頭に入ってこなくなる状態に。

えりぴよさんの想いはずっと重いえりぴよもこうした性格だから
距離を縮められずお互い微妙にズレた関係になるんでしょうね。

アイドル同士で百合!

この作品はオタクえりぴよとアイドル舞菜がメインですが
アイドル同士の百合も期待できそうな伸びしろがあります。
やはりアイドルと言えばアイドル同士の百合も忘れてはならない!?

舞菜を抱きしめるれお舞菜を抱きしめるピンクのリーダー「れお」
リーダーとしてメンバーをちゃんと気に掛けてるのが良いですね。
このお話はえりぴよと舞菜的にも良かったですね…相変わらず2人の関係はズレてますけど

ファンの人からのお手紙って言えばいいんだよえりぴよからもファンレター貰ったことないという舞菜に対して
自然にお願いできる流れを提案してくれるクールブルー「空音」
れおと同じくメンバーを気に掛けてそうな副リーダータイプです。

客席に来てくれてたでしょゆめがどこにいたって分かるガチなオーラを放つセクシーイエロー「眞妃」とおっとりパープル「ゆめ莉」
メンバーの4人が参加したファッションイベントの客席に来ていたゆめ莉と
そんなゆめりを客席から見つける眞妃。
「ゆめがどこにいたって分かる」「来年は一緒に出ようね」という
眞妃に百合の風を感じずにはいられない。
この2人のデキてそうな雰囲気良いですね。

仲いいよねちっちゃなグリーンあーやこと「文」は、メンバーからホワイト「優佳」と
仲が良いと言われるが本人は認めてない様子。
あーや白色ばっか詰めてるしかし、自分のメインカラー緑じゃなく
優佳の白色ばかり用意する、あーやはツンデレなのか
今後が気になる2人である。

男が出ていても不安にならない(何

男が出ていると、どう絡んで来るかと存在自体が不安になってくるんですが
この作品はそういうの気にならない。
ズレながらもお互いを意識してるえりぴよと舞菜と違って
男オタはファンの領分までだろうな的な。

金持ちの道楽でドルオタやってんじゃねーんだぞ!!えりぴよ並にレギュラーキャラのオッサン「くまささん」
ずっとくまさんかと思ってました。
えりぴよとは完全なるドルオタ仲間って感じです。

武道館までの遠き道のり

作品のゴールとしてはタイトル通り武道館ライブだと思うのですが
まだまだ地下アイドルの舞菜たち。
はたしてこれからどう成長していくか楽しみです。

ありのままのえりぴよさんでいてほしい口髭でダンディ感を出したえりぴよに、そんな方向でがんばらなくていいと伝える舞菜。
肝心な事は言葉になってないので相変わらずズレる2人。

えりぴよさんが別の娘と親しそうに女の子ファンとえりぴよが仲良くしてるのを見て穏やかじゃない舞菜。
アイドルという状況は天国かわいい女の子に囲まれて過ごせるアイドルという状況は天国という舞菜。
これだけで内気でシャイな舞菜の内面に、それだけじゃない何かを感じる。
そしてこの状況に眞妃とゆめ莉がいないのは
やっぱり2人の間には何人たりとも入り込めない事を意味しているのかな。

えりぴよと舞菜の関係、そしてアイドル同士の関係、そして地下アイドルから羽ばたくのか
これから先どうなるのか気になることがいっぱいです。

理想のチェキ
理想のチェキ現実
現実のチェキ

がんばれ、えりぴよ!

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公式でメンバー紹介風PVがあるので、ぜひ見てくださいね。

2巻の感想はこちら。

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