「緋紗子さんには、9つの秘密がある」女の子は女の子に出会って変化をするのですよ。

百合小説

「私と誰も仲良くしないでください」
衝撃的な転校の挨拶から始まる緋紗子さんとの出会い。
彼女への憧れが三橋 由宇の世界を変えた。
もちろん変化するのは緋紗子さんの世界も…?
読み終えた後に爽やかな春風を感じる珠玉の青春小説。
それが清水 晴木先生による「緋紗子さんには、9つの秘密がある」です!

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これを読んだ時は、もう寝ないといけない時間なのに
「ここで寝たら続きが気になりすぎて寝覚めが悪くなる!」
と思って一気読みしちゃいました。
睡眠時間は削られたけど、幸せな気持ちを抱いて眠る事が出来て無問題。

タイトルにある通り、由宇は緋紗子さんの秘密を知っていく。
「9つの秘密がある」というタイトルも最後まで読み終えると
あまりのエモさに語彙力消失する(既に消失済み

どこかに居そうな少女が出会った非日常

由宇はごく普通の高校二年生です。
そうそう探してもいないけれども
どこかにはこういう境遇の少女がいるかもしれない思える普通。
ちなみに、そこまで良い意味ではない普通です。

女子グループのボスの取り巻きの一人で、スクールカーストもそこまで高い訳でも無く
断り切れない性格から、やりたい飼育委員と兼業で学級委員も押しつけられる始末。
本来は安らげるはずの自宅では両親が離婚協議中。

そんな由宇の前に現れた普通じゃない緋紗子さん。
彼女への憧れとちょっとした事件が由宇の世界に良い変化をもたらす。

緋紗子さんの重大な秘密!

これは超重大な秘密なんで紹介とかでも明記されていませんが
語る上でも重大な秘密なので、感想では触れずにはいられません。

緋紗子さんの秘密その2に該当する超トップシークレット
由宇が知ってしまった緋紗子さんの誰にも話してはいけない秘密…それは!

「嬉しい事や幸せな事があると石のように固まってしまう」です!

[石のよう]とあるので本当に石化してしまうファンタジーではないです。
とはいえ、見た目はそのままでも皮膚の柔らかさを感じないほどに硬質化するらしく
石のように固まるとその間の記憶はないらしい。

これだけ聞くと「?」みたいな感じになるだろうけど
作品を読むと、日常的な世界観とこの要素が違和感なく融合しているのがわかる。

緋紗子さんが由宇の前で初めて石のようになってしまった時は
その前後のやりとりから、もしかして由宇が抱きかかえてくれた事に
嬉しさ感じちゃったんじゃないの~とニヤニヤした。
でも途中でどうしてあの時、石になったのかの理由が明かされて
あー由宇絡みじゃなかったかーそうだよねーって思ってたけど、最後の最後で実は…

緋紗子さんが転校してきて初めて石になった理由。
これは、たぶん9つ目の秘密にもない、いつかは由宇にも話すかもしれないけれど
エピローグの時点では読者だけが知る10番目の秘密かもしれない。

読み進める事に緋紗子さんというミステリアスな人物の魅力が深まっていく…
由宇が憧れ好きになる理由もわかるよ。

緋紗子さんと由宇

緋紗子さんと仲良くなりたい由宇は
思い切って夏休み一緒に出かけたりしてみない?と彼女を誘う。

由宇は女子グループボスの薫に緋紗子さんと仲良くしないでと言われているけれど
傘を盗られた緋紗子さんを気に掛けたり、ミスコンの手伝いをしたり…
夏休み誘ったのも「薫に会わない夏休みは緋紗子さんの事を知るチャンス」と思ったからだし
由宇は意外と反骨心の持ち主。

夏休み一緒に出かけようと、由宇からのお誘いに緋紗子さんの返事といえば
「…一日だけよ」
「あなたにあげるのは一日だけ」
夏休みの一日をあなたにあげるという。
こんな承諾の仕方かっこよすぎでは?ぼくにはとてもできない
同い年なのに憧れる由宇の気持ちがわかるわ。

緋紗子さんがとうとうオッケーだしてくれた事に喜ぶ由宇。
誰かを積極的に誘うなんて生まれて初めての事であり
由宇が自分の中で小さな変化が起きているように感じた瞬間でもあった。

お出かけ当日!

約束の日の前日はワクワクが収まらず、当日はドキドキが重なる。
天気はあいにくの雨だけど、胸が高鳴るほどへっちゃら。
プランも練りに練って決めたという。
まるで初デートをリードしようと意気込んでる娘じゃないですかー

行き場所は学生のデートスポットの定番ららぽーと。
やっぱりデートだったか(歓喜

緋紗子さんが石にならないよう嬉しさや幸せを感じないようにしつつ
それでいてある程度楽しい一日を過ごしてもらう事を心掛ける由宇。

暑い日に冷たい飲み物を飲んだら幸せを感じてしまうかもと
喫茶店で氷抜きで飲み物をオーダーしたり、かなり気を遣ってます。
もちろん自分だけ冷たい飲み物を飲むわけにはいかないから、お揃いで氷抜き。

天気は悪いまま。
でも緋紗子さんは天気が悪いと気分が落ち込むから
出かけても嬉しさや幸せが半減するから助かるという。

「…今日も晴れだったら、石になっていたかもしれないわね」

晴れだったら石になっていたかもしれないということは
天気の悪さで相殺されて助かるほど、由宇とのお出かけを楽しんでくれているという事。
こんなん由宇でなくても顔が綻んでしまいますわ。

由宇は緋紗子さんから猫カフェに行きたいという要望を聞き出す。
「実は猫が好き」が好きという緋紗子さん。
学校で初めて石になったのも、窓から日向ぼっこしている猫を見て
それが微笑ましくて、幸せを感じてしまったからという。

由宇は海岸沿いに猫がよくいるから今度行こうと誘うが
「ダメ、そんなのますます無理。バカじゃないの」とバッサリ。
どうやら緋紗子さんは海も好きらしい。

海と猫の組み合わせ、そんな幸せが約束された場所なんて
幸せな気分を相殺して上回るほど気分が最低の時にしか来る事ができない。

由宇は普段やりたい事を我慢している緋紗子さんに
少しでも幸せな気分を味わって欲しいと考え
ある作戦を立てて猫カフェに行く事に。

 

由宇が考えた作戦とは、猫の愛くるしさを視覚的にカットする為
100均で買ったアイマスクを緋紗子さんに装着させ
目隠しをした緋紗子さんの手を引いて猫カフェを案内するという高度なプレイ。
こんなのよほど相手を信頼していないとできませんよ(違

しかしながら視覚的可愛さを取り除いても猫の鳴き声や
足下に擦り寄ってくる存在、手に触れる毛玉…
あまりの幸せ指数に緋紗子さんは「もう無理!」と店を飛び出していってしまった。

猫の可愛さの暴力に疲れ果てた緋紗子さん。
無理して猫カフェに入らなかった方が良かったかもと由宇が後悔してる中
突然、緋紗子さんは雑貨屋に駆け出しブサカワ猫のストラップを買ってくる。
2個入りだから1個いる?と由宇にストラップを差し出す緋紗子さん。
お揃いで嬉しいのと、女子高生らしい事ができて凄く喜んでしまう由宇。

やはりこれは緋紗子さんなりに、お出かけや猫カフェの事を感謝してる証なのでは
由宇の推察通り、可愛いのをお揃いで付けてたら嬉しさが極まりそうだから
ブサカワを選んだのもあるだろうけど
2個入りなのがコレだったからというのも重ねてあるのかもしれない。
緋紗子さんの性格上、2個入りだからという理由でもないと
まだ素直に渡せなさそうだし。

プレゼントで舞い上がった由宇は勢いで海を見に行こうと提案。
緋紗子さんもチラっと見るだけならと承諾。
そして道に迷う由宇!

なんということでしょう、楽しかった今日の締めがこんな事に。
道を引き返す二人…
その時、偶然にも花火が打ち上がる。
どうやら花火大会があった模様。
思わず写真を撮る由宇、そしてちゃっかり緋紗子さんとのツーショットもパシャリ。

不機嫌そうに花火を見つめる緋紗子さん。
炎色反応の何が楽しいのか、バカみたいと言い放つ。
しかし、綺麗だという本音がついポロりして緋紗子さんは固まってしまった。
頑張って不機嫌そうにしてたけど花火には勝てなかったよ…

緋紗子さんの家へ

由宇はおんぶしたり、タクシーに乗ったりして
緋紗子さんを駅前のベンチまで運んで彼女の目が覚めるまで傍で待つ由宇。

バカ、ドが付くほどお人好しと怒られるが
そんな時にお腹が鳴って笑って誤魔化す由宇。
「……うちに余りものならあるけど」
そんなビックリする誘いに乗って緋紗子さんの家へ。

おいしいカレー、楽しい食卓。
心が暖かくなる一日に由宇は無意識に涙を流していた。
そして幼馴染みにも話していない、家庭の事情を緋紗子さんに打ち明ける。

それを聞いた緋紗子さんは、お母さんが可哀想お父さんが心配…
あなたはいつも主語が自分じゃなくて相手にある。
相手の事を中心に考えているけれど、あなたはどうしたいの?と問いかける。

他にも学級委員や雑用を押しつけられたりする事に対しても
周りの人が幸せなら自分も幸せを感じられるという由宇に
緋紗子さんは「バッカみたい、また偽善者丸出し」と言い放つ。

ここで交わされた会話は、後にお互いがお互いに影響を与えているとわかる場面。
こうして良き影響を与え合える仲こそ、理想の交友関係であると言えますね。

緋紗子さんの秘密を暴露してしまう時

ここから色々とね、あるんですよ。
夏休み開けの緋紗子さんの誕生日に由宇は誕生日会をやろうと提案して
そこに幼馴染みの修一が乗っかって、クラスの他の連中も集めてやろうという事になったり。
で結局、誕生日に緋紗子さん本人が現れずに終わったりとか
この時の出来事で緋紗子さんの離別に向けた行動が始まったりとか。

この一冊は全て繋がっているので、もうここでアレコレ説明するより
もう読んじゃって下さい!という気持ち。

自分の語彙力で伝えきれるかどうかはわかんないんですけど
緋紗子さんが幸せを感じると石になるという設定
ファンタジー要素のように見えて、ファンタジーにならない組み込み感。
これは話の流れを読んで貰わないと伝わらないと思う。
この一要素が緋紗子さんの感情表現として凄く生きてると思うわけです。

このブログはココが百合だァー!って自分がヒットしたポイントの紹介を重視してるので
結構ネタバレとかしちゃいまくるサイトなんですけど
緋紗子さんには、9つの秘密があるは
ほんと読んで貰うと、話としての引き込まれ感がわかるはずです。

じゃあそろそろ本作の超百合ポイントの紹介に行きたいと思います。

私はあなたといると幸せを感じちゃうみたいなんだ

緋紗子さんは誕生日の前日、由宇とららぽーとに行った日の事を思い出したり
明日どうなるんだろうと考えると、楽しみで中々寝付けないでいた。
ワクワクして次の日が待ち遠しいなんて事は久しくなかった緋紗子さん
彼女はそれだけで幸せを感じてしまった。

緋紗子さんが幸せを感じるとどうなるかはご存知の通り。
それがいつも通りの事なら良かったのだが
なんと今回は二日間も目が覚めなかったというので
緋紗子さん自身も驚き、恐怖を感じてしまった。
私はこのままどうなるんだろうと…

緋紗子さんが考えた結果、この原因は由宇にあった。
特異体質になってから自分の感情に蓋をして生きてきた緋紗子さん。
そんな彼女に由宇は優しく接してくれた。
傍にいてくれた。友達になってくれた。
ずっと空っぽだった日々を埋めて、忘れていた人の温もりを思い出させてくれた。
もはや一緒にいるだけで幸せを感じてしまう。
緋紗子さんにとってそれほどに由宇は大事な存在になっていた。

 

誕生日以降これは良くないと、自分から嫌いになろうと努力した緋紗子さん。
自分から嫌いになるのは難しいから
どちらかと言うと由宇に嫌われるように努力して
悲しみの気持ちを抱えて石にならないようにがんばった感ある。

もうこの時には由宇と袂を分かつために
転校しようと決めてた緋紗子さんですが
去る前に由宇の抱えている問題を解決しようと密かに策を張り巡らせます。
それが上手いこと転がって、由宇を取り巻く環境は緋紗子さん関係以外は
良い方向へと流れていきます。

泣いた赤鬼というお話がありますが、まさにそれに近い。
青鬼も緋紗子さんも自らを犠牲にして友達の幸せの為に動いた。
ただ緋紗子さんの場合は赤鬼、つまり由宇にすら嫌われる存在になろうとした。
赤鬼は青鬼の真意を知って涙を流す事ができたが
緋紗子さんの場合は理由を胸の内に秘めて去ろうとするので
由宇(赤鬼)がその真意を知る事ができない。

触れようとしたら誰かを傷つけて、自分で針をおさめることができない間抜けなハリネズミ。
緋紗子さんは自身の事をこう言い表しています。
由宇との触れ合いの中で、自分自身は幸せにできないけれども
周りの人を幸せにすることはできるんじゃないかと考えた緋紗子さん。
それがあぁいう行動に繋がっていくわけですよ!!

私が会いに行くんだ。緋紗子さんに。

緋紗子さんが転校して平常運転に戻る世界。
あれからグループボス薫の便利なお友達を辞めたり
両親の離婚の危機も去り、飼育していた鶏も帰ってきた。
由宇の口から出る言葉は、どれも緋紗子さんが口にしていた事ばかりだった。
元の生活より悪くなんてなっていないはずなのに
緋紗子さんがいないだけで、由宇は色がなくなったモノクロの世界に取り残された気分になる。

ずっと由宇が想っていた事を、緋紗子さんは言葉にして外側の世界に生み出してくれた。
由宇はいつの間にかそれを教わっていた、一番近い距離で。

ここで物語が終わっていたのなら、流石のワタクシめも
緋紗子さんと過ごした日々は、由宇の中で良くも悪くも
色んな気持ちを抱いた儚い思い出の一部となり
そのまま幼馴染みの修一と付き合うような、ボーイとガールの結末になってしまうのでは
と危惧しなくもないですよ。
それ以外にも書類の受け取りで緋紗子さんが学校に来ていたという話を聞いて
全速力で自転車を漕いで探したけれども、出会えなかったとかになったら
最終的には美しくも儚い百合物語でしたね…となったかもしれない。

だがしかし!!

由宇は無事に緋紗子さんと再会する事ができた。
そして緋紗子さんの本当の気持ちを知る事ができた。

自分の事よりも相手の事を想って行動できる、不器用なハリネズミさんこと
緋紗子さんの本当の気持ちを知っちゃったらもうアレでしょ。
あなたといると幸せを感じてしまう」って本音を聞いて、他の奴に任せられますか!!
自分が幸せにしてあげたいとか想っちゃうでしょ!?
ここまで来たら幼馴染みの男と付き合ってる場合じゃねぇ!
というのが、おわかり頂けただろうか(何

しかし、今はまだ二人は離ればなれにならねばならぬ運命。
緋紗子さんは涙を堪えると共に石にならないようにも耐えている。
今すぐ抱きしめてあげたいと思う由宇も
耐え去ろうとしている彼女の気持ちを無駄にしないように耐える。
そして思いは募り苦しくなる。

憧れであり、自分を救ってくれて幸せにしてくれた緋紗子さん。
そんな緋紗子さんが「大好きだーーっ!」と彼女の背中に向かって叫ばずにはいられない。
波の音にも、風にも負けないくらい大きな声で。

そんな由宇の気持ちに緋紗子さんも振り返って
「私も、由宇が大好き」と初めて見せる笑顔で答えたのであった。

由宇が夏休みの最終日に、思い切って名前で呼んでみてもと提案したものの
あっさり却下された名前呼びが、今ここで!

こんな嬉しいサプライズされたら、もう頭の中が緋紗子さんでいっぱいになるしかないじゃん。
緋紗子さんの魅力に勝てる奴おりゅ?
こうなってしまったら修一とは良いお友達ルートしかありません(何
微妙だった距離感も仲の良い幼馴染みで修復されたからそれでOKでしょ。

割と男いらねぇって言っている事が多い自分ですが
何だかんだでよくやったじゃんって思えるキャラには、まぁまぁ寛容です。
修一は由宇が緋紗子さんに会いに行く背中を押したのでポイントあげます。
ここで探しに行ってなかったら
由宇の中で緋紗子さんとの思い出は憧れと後悔しか残らなかった。
修一も緋紗子さんを実は気になっていたのですが
「行けよ、俺じゃダメなんだ」と由宇に自転車を貸して送り出す。
緋紗子さんには由宇じゃなきゃダメだと分かっていた所もポイント高いですね。

最初で幼馴染み男女の青春と見せ掛けて、スーパー百合物語に繋がっていくので
神無月の巫女好きな人オススメです。

4月を数えて

別れ際での名前呼びという感動の結末でしたが、そこで終わっていたならば
そのまま緋紗子さんとの思い出が、完全に美しい物になって終わるんじゃないだろうかと
危惧する方もいるかもしれませんがご安心を!

エピローグでは緋紗子さんの9つ目の秘密が明かされます。
あれから1年半が経ち、大学の入学式。
同じ大学を目指そうと届けられた手紙を元に
合格してからタイトル通り、4月を数えて待っていたのでしょう。

緋紗子さんは特異体質の原因となった出来事を清算すべく行動し
かつて裏切ってしまった友の許しを得る事で
心が生み出した呪いが、ほぼ解けつつあります。

今度こそ緋紗子さんは由宇と一緒にいて感じる幸せを
余すこと無く享受する事ができるはずです。

待ち合わせ場所から緋紗子さんを見つけて、こっちだよと誘うように大きく手を振る由宇。
その表情を見て一瞬だけ身体の動きが止まる緋紗子さん。

でも、それはもう石になったとかそういうのじゃない。
緊張と嬉しさが一緒になって弾けたような
誰にでもあるドキッとした感覚(遠恋で久々に合う恋人かな?

もう彼女達のキャンパスライフは幸せが約束されたようなもんです。
由宇、今までの分もちゃんと緋紗子さんを幸せにしてあげるんだぞ!!

女の子は女の子に出会って変化をするのですよ「女の子は女の子に出会って変化をするのですよ」
ふたご先生の漫画版魔法つかいプリキュアでの教頭先生の名言です。
由宇と緋紗子さん、二人はお互い出会って憧れて良い影響を与え合った。
やっぱりガールミーツガールは最高だね!

興味を持たれた方は、是非とも緋紗子さんの9つの秘密に迫ってみてください。

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