『ふたりべや2』お世話してされて、ラブラブな2人のかけがえのない毎日。
2021/07/10
かすみと桜子のベタベタライフを軸に
下宿先の隣部屋に新入生も加わって賑やかになった、ふたりべや2巻。
新入生2人組も良い感じになれそうな組み合わせ。
そして相変わらずのかすみと桜子に安心できる一冊。
1巻が出たのが今年の3月で、2巻が12月って結構早い?
何にせよ2巻が読めて嬉しい限りであります。
1巻についてはこちら。
桜子のかすみ好き好きオーラが、ほんとにドンドン高まりまくりで
スカウターがあったら「ば、バカなまだ上がっていく!」って言ってると思う。
ナチュラルに想いが重そうな女、その名は桜子。
インターネットにて重い女の特徴とされるものに
<世話を焼きすぎる>というものがありました。
個人を尊重しないであれこれ生活に手出しをするのは
重いと感じる人もいるというわけです。
しかしルーズ系美少女かすみと、面倒見の良い桜子はお似合いの2人。
よかった…2人の相性はぴったりや!
相性がピッタリだから桜子は重くない。
携帯を買って電話帳に登録された「かすみちゃん」の文字を眺める桜子。
完全に彼女ですやん…
最初はかすみとお揃いの携帯にしようと想ってたり(機種なくて出来なかった。
色違いのケースを付けたがったり(機種が違うので無理。
かすみの声を録音して着信音にしようとしたり(却下された。
うん、重くない。ふつーふつー。
あーうん。
空気って当たり前のように存在してるけど
その当たり前が無かったら生きていけないよね。
桜子=空気=生きていく上で必要不可欠。
何もおかしい所はない。
うん、重くない。フツーフツー。
―私に優しいのは貴女だけ―
うん、重くない。普通普通。
姉に愛情の裏返しでいじられる桜子は
甘やかされたいと思う一面もあるようです。
(本編には載っていない小冊子より)
将来は一軒家に住み、大きい犬と猫を飼うという桜子。
そして自らの稼ぎで、かすみを養う気マンマンです。
桜子は大人になっても、かすみと一緒に暮らしている未来を思い描いているようです。
養ってくれることにかすみもまんざらでない反応。
かすみの世話を焼くというのは、もう桜子の生きがいなのかもしれない。
かすみの将来もナチュラル決めてる重そうな桜子ほんとすき。
そんな桜子を受け止められるのは、かすみしかいない。
かすみは意外にしっかりしてる!?
かすみはルーズだけど食費のためにバイトはしてるし
受験に向けての塾代の為にバイト増やしたりと
決してヒモニート思考ではない。
だから桜子が将来的にかすみを養おうとしても
かすみは何だかんだで仕事をして家にお金入れそう。
かすみは何気に気配りのできる娘です。
桜子が「雑誌に載ってるかすみちゃんが見たい」と言えば
美容室のカットモデルとしてフリーペーパーに載ったり
(そしてそれを切り抜き生徒手帳に入れて学校で見てる桜子…うん、重くない。)
一緒に外出すればいいのに、わざわざ外で待ち合わせがしたいという桜子のお願いを何だかんだで聞いてあげたり(寝坊はした。
っていうか一緒に住んでて、待ち合わせデートがしたいって桜子カンペキ彼女ですやん
うん、重くない。
だらだらマイペースなかすみだけど
桜子のことをちゃんと気に掛けてるのがわかります。
さすが相性ばっちりカップル。
カバーだ!カバーをめくるんだ!!
4コマだからオチがあるけれど
オチのない2コマ目と3コマ目が日常で繰り返されると考えると
もう最高が止まらなくないですか?
4コマの舞台裏でこの2人って絶対に
メープルシロップで砂糖を煮込むような生活をしているに違いない。
4コマというフィルターが無ければ我々は糖尿病になっていたかもしれない。
今からまだ見ぬ3巻が楽しみです。
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