今、いっっちばん刺激的なバトル×百合ッ！！
と帯にあるように鬼ガチバトルな少女決戦オルギア2巻です。
1巻の紹介は本編より、おるぎあメインになっちゃいましたけど
2巻はやばいよー、ほんと頭イッちゃってる敵でちゃうよー
そんなバトルと和やかな日常のギャップを楽しもう。
2巻からは敵と同盟を組まないかという話が出てきます。
最終的な勝者は一人とはいえ、それまで不可侵条約を結ぶ的な。
1巻では雪の女王と呼ばれるクラスメイトの西見堂さんが敵であると判明。
戦いの翌日、学校で会うのが気まずくなっていた舞子ですが…
水の魔術師・西見堂 亜子
魔術に拘りがあり降神せずに魔術で戦う「白の一団」所属のマスター
素の状態で強い西見堂さんは降神したらどうなるのだろうか？2巻では不明。
フリーザ様並に変身を残している状態。
白の一団ってのは、優勝最多な団体なだけあって
戦闘員育成に余念がない模様。
普通の学校に通ったことがなかった西見堂さんには
学校・制服・友達に憧れがあった。
そこでマスターとして選ばれた際のご褒美に高校に行く事を希望する。
制服を着て同級生と放課後出かけたり、話したり帰宅したりしたかった西見堂さん。
でも高校に行けるようになっても実際には上手くいかなかった。
人付き合いになれてないから、雪の女王と呼ばれ友達ができない現実。
達成できたのは制服を着て高校に行くという段階のみ。
なんかこうアレですね。
進研ゼミの漫画を見ていたら
高校生になれば恋も勉強も上手くいくみたいに思っちゃうのと似てる！！
高校になぁ…高校に行くだけじゃ何も変わらんのですよ西見堂さん…（同情
そんな西見堂さんは舞子と戦った翌日に取引を持ちかける。
それはバトルロイヤルで最後の二人だけになるまで舞子と戦わないというもの。
決勝戦で戦うことになるまで戦わないぜみたいな。
強敵である七柱との戦いを引き延ばせるのは舞子にしても悪くない話。
西見堂さんはその代わりに今日みたいに一緒に出かけたり
たまに昼食を一緒に取ったりすることを要求する。
そう、西見堂さんは友達が欲しい純粋な子なんや…
舞子はこうして脅さなくても、友達ってものは
「また遊びにいこう」「うん、いこう」だけのやり取りで良いんだと伝えます。
指切りをして晴れて友達になる2人。
西見堂さんの笑顔がまぶしいぜ！やったね！
デンジャラス空手・瑠璃ノ森 もえ
破壊や冒瀆への強い欲求を持つ宿主だけが力を引き出せるという
七柱アポカリプスを宿す少女もえ。
相手をゆっくり確実に壊していく方がキモチイイという
頭イッちゃってる少女。
舞子も苦戦させられるが何とか勝利。
しかしトドメをさす前に気絶してしまいタイムアップ。
舞子はもえにとって、初めて命の危機を感じる相手だったのかもしれない。
自分の命を脅かした相手にキュンキュンきたのか
舞子のことをスキになっちゃったもえ。
これ連絡先交換したはいいけど、もえから電話掛かってきて
「あたしもえ。今あなたの後ろにいるの」
って言われるようなことあったらコワイで…
はたして一体彼女は今後どう関わっていくのか！？
情報収集をしている謎の2人組・岸 纏/御手洗 美苑
七柱である我坐羅協会とフレイアソーサリー教会所属の二人。
もはや七柱以外の敵は強敵ではないとばかりに、七柱との出会いを重ねていく舞子。
そんな七柱と戦いを繰り広げられる舞子は七柱クラスの戦闘力と言える。
カラオケに行ってなんだかんだ盛り上がる4人。
西見堂さん的には認め合う理想の美しい友情を見た。
彼女たちも舞子に手を組まないかと提案してくる。
どうやら彼女たちはこのゲームの重大な秘密を知っているようで…？
はたして舞子は彼女たちと戦う事になるのか
それとも手を結ぶ事になるのだろうか！？
甘味喫茶おるぎあ
2巻もありますオルギアの甘味おるぎあ。
相変わらず本編リタイア組が楽しく活躍しております。
チーズサンド食べてカラオケして遊んだだけの主人公たちにお怒りなリタイア組。
もえに即リタイアさせられた猫又娘
ここぞとばかりに語尾に「にゃ」を付けて猫キャラ主張。
しかし、そんなモブたちよりも本編も4コマも出番の少ないヒロイン緋乃。
重要キャラすぎても出番が無いという複雑なポジション。
ある意味で彼女を助けるというのが舞子のゴールだからなぁ。
本編だと舞子にセクハラするけど良い子ちゃんだから
このまま舞子への欲望に忠実な4コマキャラとして地位を確保するしか？
リタイア組でも宿すアノマリーや能力を1人1人設定してあるみたいだから
即リタイアしても4コマで生かす事ができるんだなと感じる作品なのです。
使い捨ての役割だからって適当に作られてないのはイイですよね。
続・オルギア誕生の秘密
少女たちがお互いを激しく求め合う同人誌を提出して
チーフは江島 絵里先生にある企画をお願いします。
それが平たく言えば女の子同士のバトルロイヤルだったわけですね。
その時の江島先生はとにかく掲載されやすそうな
ちょっぴりHな学園コメディを描いてたそうですが…
この話を聞いて「女の子ばかりを描いて合法的に金銭を得る」という
長年の夢を叶える最後のチャンスかもしれないと即承諾。
なんとも素敵な夢ですね…応援したい。
最近の漫画業界は専門誌でなくとも、百合を受け入れてくれるのがありがたい。
多くの読者が男主人公という世界観だけでなく
女の子主人公で女の子だけの世界観を受け入れられるようになった証。
時代が…時代が江島先生に追いついた！
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しっかし先生の引き出しが凄いよね。
スピード感あるバトルを描ける技量と甘い百合
どっちもハイレベルに描けるからこそ
チーフも挑戦して欲しい女の子どうしのバトルロイヤル企画を持ってきたわけだし
少女たちがお互いを激しく求め合う同人誌がバトルかどうかわかりませんが
それだけ激しく求める描写がバトルにも通ずると判断されたのでしょう。
そして先生のブログを見てもらえばわかりますけど
はぁ～百合最高すぎか～って漫画も無料で読めちまうんだ！
江島絵里先生のHP→ねぶくろ(:3(＿＿)
本当に先生は女の子を描くのが好きなんだな～
先生が描く→我々が買う→世界平和という循環が広まるべき。
