『おとまりアンビシャス』天然誘い受け先輩は後輩に敵わない!

同人誌

サークル苺の塊さんの高橋真弥先生による
先輩後輩百合「おとまりアンビシャス」
職場の先輩後輩が織り成すドキドキもんのお泊まり。
今夜…何かが起こる!?

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宅飲みをしていた先輩のゆいかと後輩の瞳。
ゆいかは後輩の瞳から告白されていて、返事を保留していた。

そこでゆいかは今日こそは彼女の本気と
自分の気持ちをハッキリさせるためにお泊まり作戦を決行。
誘い受けですよコレは。

終電無くなるから泊まっていく?って言われたんじゃなく
たじたじに言い訳しながら泊まってもいいかな?って言う。
好意を持っている相手のテリトリーに泊まるとか
これはもう何か事が起きてもOKと思われても仕方ないですよ。

そういう展開になるかもですよ?という事じゃないの!?完全にそういう展開を無意識に期待しているゆいか先輩。
もはや身構えすぎである。

どうしよどうしよっっ

時間はシャワーより遡るが、寝たふりで待ち構えてしまう先輩。
狙ってやってたら肉食系トラップだが
無意識の誘い受けなので、内心は「どうしよどうしよっっ」と焦り気味。
キスされたらどうしようと思っているのに
返事を先延ばしにしているのに、家に来ている自分が悪いと受け入れ体勢。

一枚上手の後輩

そんな寝たふりしてる先輩を、軽くあしらえる後輩の瞳。
近づいてキスを匂わせておいて耳に息を吹きかけるフェイントを入れる。

これは無意識誘い受けの先輩と後輩の静かなる戦いですよ。
後輩からすれば相手の誘いで攻めてしまうのは負けに違いない。
相手に弱みを見せず、主導権握りたがる後輩の良さ。

ならばどうするか?そう、相手の気持ちを誘い出せば良いじゃない!
常日頃から好きだと伝えて意識させ(でも実際に先に好きになったのは…)
ことごとく相手の受けを流し、もやもやを抱かせる。

無意識の先輩と違って、意識してやってる後輩の心理アドバンテージはデカい。
状況が整ったらここぞとばかりに畳み掛ける。

今日一日中お泊まりのことばかり考えてましたね

完全に見透かされている先輩。
先輩はわかりやすい顔に出るタイプ、読み合いは不利。素直な返事をくれれば、先輩の望むお泊まり会にしましょうこの勝負は相手に素直に求めさせたら勝ちです(何
そんなもの瞳に初対面から心奪われてた先輩に勝ち目など無かった。
美人には…勝てなかったよ…

でもお互いが望むお泊まり会もできてwin-winとも言える。

あとがきで、こういう百合好きなんだなって思って下さいって書いてるけど
自分もこういう百合大好き。

部長に威厳はありません

高橋真弥先生を初めて知ったのはあの名作…
瞳よりSな恵澄がダメダメ部長を愛情でイジる卓球漫画
「部長に威厳はありません」
これもしたたかな後輩が先輩を攻める百合漫画でオススメだゾ。
恵澄は普段クールツン99%みたいな感じで
パッと見というか、部長サイドから見たらデレを感じにくいタイプですが
理性が飛んだ本気モードなら「部長がそばにいてくれたら何もいらない」
って本音ダダ漏れするほど部長のこと大好き。
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恵澄は部長の夢を見た気がしたら、覚えてないのが悔しくて五度寝くらい試すタイプ。
部長がコケて怪我しても良いように応急品を荷物に入れてたり
随所にデレポイントが垣間見えるのが恵澄の良いところなんです。
肝心の絵夢には伝わりにくいと思うけどw

恵澄は自分の誕生日だという事も伝えないタイプだからな~
彼女のデレをバッチリ見られるのは読者だけなのだ。
それでも部長もイジりの根底にある愛を感じているに違いない。

1巻から2巻、3巻と密着度が上がっていく表紙。
恵澄の中でお姫様抱っこは自分がする側という拘りがあるんだよな~。

部長に終りはありません2

本作には「部長に終わりはありません」という同人誌もあって
終わりはありません2は数年後のパラレルなんてのもあります。
2人はずっと一緒という最 高 感 。

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