『新米姉妹のふたりごはん2巻』料理で育む姉妹のキズナ。

百合漫画

柊ゆたか先生の新米姉妹のふたりごはん2巻出ました。
クッキングが深める姉妹仲。
姉と妹として少しずつ距離を縮めているサチとあやり。
誕生日やお弁当などイベント盛りだくさんの2巻です。

1巻の感想はこちら。

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2巻のメニューは…

・卵丸ごとプリン
・フライドポテト
・贅沢ローストビーフ
・たこ焼き
・愛情たっぷりお弁当
となっております。

ふたりレシピが載ってるから家でもチャレンジできます。
読んだ後は作りたくなりますね。

サチが調理実習の練習をする為に
あやりに教えて貰いながら2人でエッグウィッチとなったり。
(扉絵のあやりのマントを結んでるサチ身長差が可愛すぎか)
魔法が使えたと喜んでるサチの可愛さに当てられてるあやり。
姉プリンってだけで、おいしさ当社比200%。

そして休日に2人で映画を見たりして楽しく過ごすわけですが
映画観ててうたた寝したサチが
あやりにもたれ掛かった後の事を皆で考えよう。

映画を観ててうたた寝

まー十中八九、あやりはサチがもたれ掛かってきたドキドキと
姉を起こさないようにと思い身体がカチコチにこわばって
映画の内容覚えてない状態になるでしょうね。

サチ is Birthday

お風呂上がりに良い匂いをさせているサチ。
どうやら誕生日プレゼントとして絵梨がくれたバスボムを使用したようです。

今日誕生日だったんですか?

誕生日だと知らなかったあやり。
明日お祝いするとサチに予告します。明日お祝いしますからいいですね?

サチは家でお祝いされる習慣がなかったようですが
そうでなくとも、自分からそろそろ誕生日だと切り出すのは
プレゼントを催促しているようで気が引けるし
自分から言えるタイプって結構限られる気がする。

帰宅して部屋の飾り付けをがんばっていたあやり。
バルーンとかも用意して、本気の誕生日会にするという意気込みを感じる。
姉さんに貰ってばっかりだから、お返しをしたいという気持ちがこもってます。

そして作られるローストビーフ。
食卓にはローストビーフ以外にも様々な料理が並んでいます。
これらも全部作ったんだろうなぁ…
やっぱケーキも手作かなぁ…
料理が好きで、食べてくれる人も好きじゃなきゃこんなできないよ。

コンビニやスーパーの総菜で1人飯とは真逆の世界観。

お弁当に詰まってるのは愛情

あやりの高校は珍しく給食が出る学校らしい。
対するサチは毎日コンビニか購買で昼食を買っているとのこと。

それを知って姉さんにお弁当を作りたくなったあやりは
作ってもいいですかと緊張した表情で尋ねます。

作ってもいいですか作りたいんです!姉さんに!

食費の節約だとか栄養のコントロールと言って説得しようとするあやり。
しかし、最後には「作りたいんです!」と率直な気持ちを伝える。
可愛い妹にそう言われたら、素直にお願いしないとバチが当たりますな。

朝からお弁当作りに取りかかるあやり。
いったい何時起きなんだ…

姉さんの口に丁度良い大きさだといいですが

食べる人の事を考えて作る愛情いっぱい弁当だよ。
鮭フレークおにぎりも素手で愛情を込めて握る。
その価値はプライスレス。

見て見てハートだよ~

お弁当の詰め方も考えられていて
中でも卵焼きはハートマークになるように盛りつけられた。
控えめながらも、これが姉さんに対する気持ちの現れ。
好きなものがいっぱい入っている愛妹弁当。

サチはあやりがお弁当が必要だという日に
自分も妹にお弁当を作ってみたいと申し出るのであった。

姉が部屋を去ったあと、床にへたり込んで顔を赤らめるあやり。
そして3巻に続く…お弁当日にあやりの学園生活が見られるかな?
でもレシピの次のページで感想のやり取りがあるから、この件は完結してるかもしれない。
きっと愛姉弁当なら、どんな出来でもおいしくなるのは間違いない。

もう一つのお弁当物語

サチの親友である絵梨。
彼女も朝早くからひき肉を手ごねして揚げていた。
おいしそうに出来たミートボール、サチが欲しがるかなと1個多くお弁当箱にIN。

サチが欲しがるかな

何かしらイベントの日ならともかく
毎日の昼食用に、ここまで料理している人はどれくらいいるのだろうか?
世の学生さん達は例えチキンカツやミートボールが冷凍食品でも
お母さんの愛情を疑わないで下さいね。
大変ですよ、毎日お弁当を作るのは…

一個多く食べられるしいいか映画に誘おうとしたんだけどな…

コレですよ…
妹の手作りお弁当にしか目が行ってないなと思う諦めと
観たいと言ってた映画に誘おうと思ったら、既に姉妹で観に行ってた気持ち。

これテーマが違ったらフォースのダークサイドに堕ちてるでしょ…

そんな中、目ざとく絵梨のミートボールに目を付けたサチ。
そしてチキンカツとの交換を申し出る。
良かった、絵梨の当初の目的が達成されたんだ!

もう…しょーがないなぁ

しょーがないなぁって顔じゃないですよ。
めちゃめちゃ嬉しそうですやん。
こうして暗黒面は回避された。

たこ焼き作りたい気持ち

お気に入りのたこ焼き屋が閉店。
もうあのたこ焼きが食べられないと悲しみに暮れるサチ。
絵梨が作ろうよと言って、ほっぺムニムニ。
サチがあやりに連絡を取って、土曜日にたこ焼きパーティーをする事に決定。

ネットショップで生きタコを注文

たこ焼きを作る→わかる。
ネットで生きタコを注文→なんやて!?

流石の関西人でも生きタコからたこ焼きは作らないのでは…
これが姉を思う妹の料理へのこだわり力だぁー!

完成したたこ焼きはお店の味とは少し違いましたが
おいしい出来上がりとなったようです。

私たちは覚えとこ

サチは小さい頃から好きなたこ焼きだったから
あやりにも食べて欲しいと思ってたけど
ここは一つ、絵梨と2人だけの想い出の味って事で。
やったね絵梨ちゃん。

ほんわかした優しい雰囲気を持つ本作では
ギスギスした三角関係はそう起こらないとは思いますが
自由に想像できる材料は揃っているぞという感じですね。
悪い百合厨は拗れた三角関係(主に絵梨)を妄想してしまうサガ。

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1巻の感想「『新米姉妹のふたりごはん』読むとエンゲル係数が上がりそうだけどそんなの関係ねぇ!」 はこちら。

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